cyciatrist 自転車と精神科医療とあとなんか

ボストン留学帰りの精神科医。自転車好き。

医局の争いの前近代さ


scream and shout / mdanys

僕は今のところ医局に所属しています。しかし、その医局はボロボロです。このボロボロの医局で次の教授を見据えた争いが起こりつつあり、それについて少し書いてみたいと思います。少しフェイクも入れておきます。

以前書いたように僕の所属する医局はかつては一流の医局だったのですが、現在は見る影もありません。

凋落した原因は間違いなく教授にあり、猜疑的ですぐに他者を排除してしまうことと臨床能力と管理能力がゼロであるのが一番の問題です。

 

現在の僕の大学医局の構成です。

教授:研究しかできないが研究も鳴かず飛ばず。ずっと一緒にやってきている研究員に操られている。人望ゼロ。任期はあと1年。

准教授:大学病院全体でも1、2を争う嫌われ者だけど誰よりも長く大学にいる。トラブルから逃げる能力だけは一級品。業績なし。

講師A:教授の子飼いのイエスマン。悪人ではないが、不安が強くてパニックになりやすく、自分ではなにも決められない。

講師B:昔の医局の栄光が忘れられず、教授に反目しながらもずっと我慢しながら医局を支えてきた人格者。どM。

特任講師:教授に心酔する変人。うまく立ち回って臨床は全くやらず好きな仕事ばかりしている。

それ以下の助教ら:僕も含めて雑魚で小粒。まともな人や有能な人は外に出されたか出て行ってしまった。

 

このような構成でしたが、今回たち起こった問題は同窓会長選挙です。

同窓会長はずっと前教授が勤めてきたのですが、さすがに高齢になったこともあり代替わりが予定されています。同窓会長に取り立てて権力があるわけでもなく、これまではしゃんしゃんで決まっていました。そのため、現教授も当たり障りのない候補を立て、対抗馬など特にないと予想されていました。

しかし、今回は次期教授を決める教授選を見据えて、現教授に今まで冷遇されていたグループが対抗馬を立ててきたのです。そのグループの若手で大学外で素晴らしい業績を上げてきた先生を次期教授にするための活動の一環です。

これに対して現教授は発狂。これまで特に管理もしていなかった投票行動を急に管理するようになり、締め付けてきました。これだけなら良いのですが、猜疑的になってしまい反抗グループとこれまでの功労者である講師Bが結託しているのではないかという疑いを持ち出したのです。

正直、同窓会長が誰になろうと実質の業務に関係はないですし、教授も変わって現教授の直接の後継もいないところでは同窓会長に誰がなろうと関係ないと思うのですが、、、それでも教授は反抗されることが気に入らないのでしょう。そして感情が高ぶると周囲に猜疑的になってしまう、、、

このままいくと講師Bは大学から飛ばされてしまうかもしれません。

これは僕らからすると絶望的な状況です。上司にまともな人が一人もいなくなってしまいます。そもそも反抗しているグループは全員大学の外にいる人たちです。僕らだって別に「教授派」でもないのに、その外にいる人たちの行動で被害を被るのは理不尽です。

 

医局ってなんなんでしょうね。この21世紀にこんな前近代的な醜い争いを目の当たりにするとは思いませんでした。こんなに人間を犠牲にしながら続けていかなければならないものなのでしょうか。すべての始まりは教授の能力不足なのは明らかなのですが、なんとかならないものでしょうか。

やはり現在の医局講座制度は問題が多いとおもいます。いくら教授に問題があってもそれを修正することができません。せめてあまりにもうまくいっていないときは教授の上部の教授会などが介入してくれるような形にはならないでしょうか、、、